バン日記

バンという野鳥についての観察ブログです。

バンという鳥。

「バン」という鳥を知ってから、だいたい半年くらいたちます。

近所の公園で偶然見かけて、鳩かな?と思ってよく見ると、くちばしのあたりが赤くなっていて、あれ、鳩じゃないんだと思って、観察するようになったのがきっかけです。鳩は人間に近づいてきて、餌をどんどん食べますが、バンは違います。鳩のように人間に近づくことはなく、そっと距離をとってたたずみます。人間がいなくなると、そろそろと出てきます。そんな様子がとても可愛く、独自の世界を生きている雰囲気があってとても興味深い鳥です。

 

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水面で泳ぐバン

大きさはだいたい鳩くらいで、遠くから見ると黒い鳥に見えます。よくよく見ると尾っぽ付近は後げ茶色で、左右、お尻のあたりには白くなっています。くちばしが赤だと思っていたのですが、目と目の間の額のようなところから赤くなっていて、くちばしの先は黄色になっています。とても華やかですよね。

こんな風に公園の中のちょっとした沼のようなところでスイスイ泳いでいます。でも泳いでいるのか、歩いているのかはちょっと不明です。

というのも、バンの脚は結構強めです。

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芝生の上を歩くバン


芝生の色と混じって見えにくいかもしれませんが、黄緑色の脚の指というか(鳥でこれをなんと呼ぶのか)・・・が、めちゃめちゃ長くて地面をガリッとつかむ感じです。

バンは強靭な脚を持っているので、泳いだり、飛んだりするよりも歩くほうが得意なようです。

 

バン、という名前は、検索しても、車のバンくらいしか出てこず、なかなかこのバンには辿り着きません。

鳴き声が大きく、田んぼを外敵から守るということから、「田の番をする鳥」ということで、バンと名付けられた、というのが由来なようです。

 

 

この静かで大人しいキャラと、不思議な見た目、バンという鳥っぽくない名前から、私はすっかりファンになってしまいました。近所の公園では、バンの家族が暮らしており、とても観察が楽しいです。世の中の皆さんにもこの鳥さんをもっと知っていただきたいと思い、ブログを書くことにしました!

 

今後も気ままに紹介をしていきます〜